中国メディアの環球時報は18日、台湾の人気観光スポット「象鼻岩」（新北市瑞芳区）の一部が16日に突然崩れて海に落ちたと報じた。これを受け、台湾では「次は野柳地質公園（同市万里区）にある『女王頭（クイーンズヘッド）』ではないか」と不安視されているという。

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象鼻岩はゾウの鼻のような形をした岩で、記事によると16日午後に「鼻」の部分が突然崩れた。瑞芳区の関係者は当日は風と波が強かったと説明。また、初期的な認識として、市が長期にわたる風化や波の影響を原因としたことが伝えられている。

一方、「女王頭」も有名な岩だが、風化によって「首」の部分は毎年1～2センチ細くなっている。

今年9月の最新データは118．3センチと2008年の138．27センチから約20センチの変化が見られ、10年以内に「頭部」の重さに耐えられなく恐れがあると予測されているという。（翻訳・編集/野谷）