Record China 2023年12月19日(火) 16時0分
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18日、鳳凰網は、中国各地で流行している呼吸器疾患について、北京市の専門家が「雪が降った後で受診者数が半減した」ことを明らかにしたと報じた。写真は北京市の紫禁城。
2023年12月18日、中国メディアの鳳凰網は、中国各地で流行している呼吸器疾患について、北京市の専門家が「雪が降った後で受診者数が半減した」ことを明らかにしたと報じた。
記事によると、17〜18日に行われた鳳凰網主催のイベントに出席した首都医科大学付属北京佑安医院感染総合科の李侗曾(リー・トンツン)主任医師は「医療健康の大未来」セクションの基調講演を行い、今年10月以降に小児科病院が患者でパンク状態になった理由を分析した。
李氏は「10月末に小児の呼吸器感染疾患が急速に増えた。主原因はマイコプラズマによる肺炎だった。そして11月には大人のインフルエンザが急増して各病院の発熱外来や呼吸器科のプレッシャーが高まった。12月中旬に入って診療患者数は前週の3分の2程度と明らかに減少した」と語るとともに、北京市では雪が降った後の2日間の患者数が降雪前の半分にまで減ったと明らかにした。
また、現在患者数が減少傾向にある背景として李氏は「雪が降ったことと関係している可能性がある」としたほか、学校の休校が感染拡大を阻んでいると指摘し、「今の時期の休校措置は少し前より効果がある。外があまりに寒いので子どもたちが遊びに出かけないからだ。3日間の休校と週末の2日間の休日で感染状況は改善していくだろう」と述べた。(翻訳・編集/川尻)
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