台湾の巨匠ツァイ・ミンリャン監督、仏レジオン・ドヌール勲章で1階級昇進―台湾

Record China    2014年8月14日(木) 11時22分

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13日、台湾映画界の巨匠ツァイ・ミンリャン監督に、フランス政府からレジオン・ドヌール勲章(オフィシエ)が授与された。

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2014年8月13日、台湾映画界の巨匠ツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督に、フランス政府からレジオン・ドヌール勲章(オフィシエ)が授与された。聯合報が伝えた。

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レジオン・ドヌール勲章は、1802年にナポレオン・ボナパルトによって創設されたフランスの最高勲章。分野や人種に関わらず、フランスへの貢献を認められた人物に授与される。3等級に分かれる(全5等級だが、上位2等級に選ばれるのは国家元首や首相クラスのみ)レジオン・ドヌール勲章のうち、ツァイ・ミンリャン監督に贈られたのは、4等の「オフィシエ(将校)」。なお、ツァイ監督は2004年、「シュヴァリエ(騎士)」を受章しているため、10年を経て1階級昇進したことになる。

昨年9月のベネチア国際映画祭では、宮崎駿監督に続いて引退を発表。映画界に大きな衝撃を与えた。ツァイ監督によるとフランスとは縁が深く、初監督映画「青春神話」はナント三大陸映画祭で受賞。1998年の「Hole−洞」以降はフランスとの合作が続いている。

受賞に当たり、これまでの映画人生を振り返り、「まるでいきなり汽車に飛び乗った人間のよう。どこへ行くかも分からず、でも美しい場所へ行けると想像していた。汽車は煙を吐きつつゆっくり進んでいる。自分はそれを心から楽しんでいる」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda)

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