米国へ高校留学、中国は8年で50倍=韓国抜き最多、「詰め込み教育から逃れチャンス見いだす」―米メディア

Record China    2014年8月16日(土) 16時46分

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13日、米AP通信は「詰め込み教育から逃れるべく、中国の学生は米国の高校目指す」と題した記事を掲載した。写真は米・ニューヨークにある英語教育の関連機関。

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2014年8月13日、米AP通信は「詰め込み教育から逃れるべく、中国の学生は米国の高校目指す」と題した記事を掲載した。14日付で環球時報が伝えた。

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現在米国には33万人余りの中国人留学生が大学や大学院で学んでおり、米国に留学する外国人留学生の主要国となっている。さらに、今では高校から米国に留学する人も増え、2013年に米国の高校が受け入れた中国人留学生数は3万1889人で、2005年の639人から約50倍増加した。米国の高校に進学する中国人はすでに韓国人を超え、米国の高校で学ぶ最も多い外国人留学生となっている。米国の私立高校の学費や生活費を合わせると、一般的に毎年4万ドル(約400万円)と、中国の私立の進学校の3〜4倍の費用がかかるが、競争が激しい国内の大学受験から逃れる人や、米国の有名大学に進学したい人にとっては大きな障害ではない。

中国の学生は米国で「クリティカル・シンキング」やコミュニケーション能力を身に付けたいと考えている。海外で教育を受けた若者は国内の同年代よりチャンスが多く、米国大学卒業の学歴は就職においてより多くの選択肢を与える。

中国人学生の米国留学が増えているのは、中国の経済が発展し、中産階級が台頭していることも関係している。中国人留学生の増加は米国の学校にとってチャンスであり、米公立学校も中国人学生の呼び込みに力を入れている。(翻訳・編集/内山)

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