交差点で口論、激昂した自動車が暴走して3人はねる―上海

Record China    2023年12月31日(日) 21時10分

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29日、上海ラジオ・テレビ局は、上海市内で乗用車とバイクの運転手が口論となり、激昂した乗用車がの運転手が暴走して3人をはねる事故を起こしたと報じた。

2023年12月29日、上海ラジオ・テレビ局は、上海市内で乗用車とバイクの運転手が口論となり、激昂した乗用車がの運転手が暴走して3人をはねる事故を起こしたと報じた。

記事は、同市内で7月に、バイクに乗っていたデリバリーサービス配達員の劉(リウ)さんが青信号の交差点を直進しようとしたところ、乗用車が右折してきてぶつかりそうになったと紹介。劉さんがバイクで乗用車に近づくと乗用車の運転手も窓を開けて口論となり、口論がエスカレートすると乗用車が突然前進し始めて劉さんをはねたほか、その前方を通行していた別のバイク2台もはねたと伝えた。

そして、はねられた3人のうち劉さんを含む2人が肋骨を骨折する大けがを、1人が軽傷を負ったとし、劉さんの通報によって乗用車の運転手は公安当局に呼び出され、その後検察機関から「危険な方法により公共の安全に危害を及ぼした罪」により起訴されたと紹介。このほど開かれた裁判で裁判官は、夕方の退勤ラッシュ時に自らのうっぷんを晴らすという身勝手な理由によって危険な行為に及び、3人を負傷させたことから同罪を適用し、懲役3年の判決を言い渡したとした。

この件について、中国のネットユーザーは「幼稚な行為。いい大人になっても心はまだ子供のまま」「配達員もお金を稼ぐことより自分の身の安全を大切にしたほうがいい。デリバリーのバイクが自動車の隙間を縫って危ない運転をしているのを日常的に見かけるもの」「穏やかな心で車を運転しなければ。それでもちょっとした衝動で取り返しのつかないことになりうるということを常に心にとめておかないと」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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