中国とタイが3月から永久にビザ相互免除、バンコクの注目度3倍に―中国メディア

Record ASEAN    2024年1月4日(木) 10時0分

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タイのセター首相は2日、タイと中国が3月から互いの国民に対するビザ要件を永久に免除すると表明した。写真はタイの首都バンコク。

タイのセター首相は2日、タイと中国が3月から互いの国民に対するビザ要件を永久に免除すると表明した。

中国メディアの第一財経によると、これを受け、中国最大級の旅行情報サイト「馬蜂窩(マーフォンウォー)」では、「バンコク」の注目度が瞬時に200%上昇した。

旅行予約サイト「同程旅行(LY.COM)」でも、情報発表から30分たたないうちに、タイ旅行の検索数が前日の同時間と比べて158%増加した。

報道によると、タイ政府は昨年9月、観光促進​事業として、同年9月25日から今年2月29日までの期間、30日以内の観光目的で入国する中国籍とカザフスタン国籍の一般旅券保持者もしくは渡航文書(travel document)保持者のビザを免除している。

第一財経によると、タイにとって観光産業は基幹産業の一つだ。タイ政府観光庁のタパニー長官はこのほど、年末年始の観光関連収入について、ビザ免除プログラムと娯楽施設の営業時間延長のおかげで急増したことを明らかにした。昨年12月22日から今年1月1日までの観光関連収入は前年同期比44%増の544億バーツ(約2254億円)に上り、うち約110万人の外国人観光客による支出額は同60%増の417億バーツ(約1728億円)に上ると推計されるという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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