中国BYD、四半期ベースで米テスラ抜きEV販売世界一に―中国メディア

Record China    2024年1月3日(水) 20時0分

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中国メディアの参考消息は3日、中国のBYDが四半期ベースで米テスラを抜いて世界最大の電気自動車メーカーになったとする記事を掲載した。写真は上海市内のBYDディーラー。

中国メディアの参考消息は3日、中国の比亜迪BYD)が四半期ベースで米テスラを抜いて世界最大の電気自動車(EV)メーカーになったとする記事を掲載した。

記事はまず、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が「BYDが四半期ベースでテスラを抜いて世界最大のEV販売メーカーとなったことは、EVの世界市場における中国の強さを示している」と報じたことを取り上げた。

WSJによると、BYDは2023年第4四半期に52万6000台超のEVを販売したと報告した。一方、同時期のテスラの販売台数は約48万5000台だった。テスラは通年ベースではBYDを上回った。しかし、中国のライバル企業が世界市場での序列で台頭していることは、テスラに新たな圧力をかけている。テスラは2日、23年に世界で約181万台のEVを納車し、通期の見通しを達成し、ウォール街の予想をわずかに上回ったと発表した。これに対し、BYDは昨年、約160万台のEVを販売し、22年比で70%以上増加した。

記事はさらに、シンガポール華字メディアの聯合早報が「BYDが23年第4四半期にテスラを上回ることができた理由は主に、BYDの中国国内における製品ラインの広さと低価格によるものだ」と報じたことも取り上げた。

聯合早報によると、BYDは1日、23年12月の販売台数はEVとプラグインハイブリッド車を含めた全体で前年同月比45%増の約34万台だったこと、23年通年では全体で目標としていた300万台を達成して約302万4400台だったことを発表した。

聯合早報は「販売ランキングの変動は、世界の自動車産業における中国の影響力の増大も反映している。ここ数年で米国、韓国、ドイツを追い抜いた中国は、23年には日本を抜いて世界最大の乗用車輸出国になった」と報じた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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