中国の宇宙開発市場が爆発的成長、3万社超が参入

CRI online    2024年1月5日(金) 9時0分

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中国では近年、宇宙技術をコアとし、宇宙インフラと情報技術を利用して情報と応用サービスを提供する新興産業である「空天産業」が注目を集めています。

中国では近年、宇宙技術をコアとし、宇宙インフラと情報技術を利用して情報と応用サービスを提供する新興産業である「空天産業」が注目を集めています。「衛星製造」「打ち上げ」「ネットワーク構築」「応用」は、同分野のキーワードとなっています。

ロケット開発を行う国有機関が新たな成果を上げ続ける一方で、民間のロケット製造企業も新たなブレークスルーを試みています。宇宙情報産業チェーンでは、ロケット打ち上げ技術だけでなく、衛星の製造も特に重要な部分とされます。中国は2023年7月9日に衛星インターネット技術実験衛星の打ち上げに成功し、予定の軌道に乗せました。その14日後にある民間企業が開発した中国初のフラットパネルの「相乗り衛星」が山西省太原市で打ち上げられ、軌道上での正常な動作が確認されました。衛星の研究開発では、国有機関と民間企業が競い合うことで、同分野の新たな枠組みを作り上げています。

ここ10年、中国で衛星関連企業は新規登録数が絶えず増え続けています。2013年に衛星関連企業が3600社新たに設立され、その後毎年着実に増加し、2022年に関連企業の数は3万社を突破しました。2023年にはさらに爆発的な増加を見せています。

これについて銀河宇宙(北京)科学技術有限公司の徐鳴董会長は、「衛星関連市場は2030年に1兆元(約20兆円)規模に達する見込みで、衛星インターネット、リモートセンシング、ナビゲーションなどの応用を含め、市場全体が数兆元規模から10兆元規模に発展する」と予測しています。(提供/CRI

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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