anomado 2024年1月5日(金) 10時0分
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中国で放送・配信中のドラマ「繁花」に出演している女優ティファニー・タンをめぐり、SNS上では「ウォン・カーウァイ監督の新たな被害者」との声もあった。
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中国で放送・配信中のドラマ「繁花」で汪小姐役を演じている女優ティファニー・タン(唐嫣)はこのほど、インタビューで「私は3年間、全身全霊を捧げてきた。私の気分は汪小姐に(引きずり回されるように)支配されていた。その間、別の映画やドラマの仕事を引き受けなかった。このドラマの仕事が終わっても、まだなんとなく汪小姐が私の体の中にいるように感じる」と語った。
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香港の巨匠ウォン・カーウァイ(王家衛)監督が手掛け、中国の俳優フー・ゴー(胡歌)が主演を務めるドラマ「繁花」は、上海出身の小説家・金宇澄(ジン・ユーチョン)氏が2012年に中国最高峰の文学賞「茅盾文学奨」を受賞した長編小説を映像化したもの。1960~70年代と90年代の激動の時代を舞台に、移り変わる上海とそこに暮らす人々が、阿宝(アーバオ)という男性の目を通じてつづられる。
ウォン・カーウァイ監督は撮影に長い時間をかけることで知られ、これまでにも、台湾の元女優ジョイ・ウォン(王祖賢)、台湾の女優ブリジット・リン(林青霞)、香港の俳優レオン・カーフェイ(梁家輝)、香港の女優マギー・チャン(張曼玉)、香港の俳優トニー・レオン(梁朝偉)、香港の女優カリーナ・ラウ(劉嘉玲)、香港の歌手・俳優ジャッキー・チュン(張学友)ら映画界の名優が、ウォン・カーウァイ監督の「被害者」だと報じられてきた。
「繁花」も撮影に2年近い時間をかけたと報じられていることから、ティファニー・タンのインタビューについて、SNS上では「ウォン・カーウァイの新たな被害者」とのコメントも寄せられた。(翻訳・編集/柳川)
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