ファーストクラス2席購入の男が機内で「3席使わせろ」、トラブルで欠航に―中国

Record China    2024年1月5日(金) 20時10分

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4日、財経網は中国東方航空の旅客便でファーストクラス2席分のチケットを購入して搭乗した男性が3席分の利用を要求したことで乗務員と口論になり欠航するトラブルがあったと報じた。

2024年1月4日、中国メディアの財経網は、中国東方航空の旅客便でファーストクラス2席分のチケットを購入して搭乗した男性が3席分の利用を要求したことで乗務員と口論になり欠航するトラブルがあったと報じた。

記事によると、トラブルがあったのは現地時間12月30日午後11時5分に北京大興空港を出発して翌31日午前1時50分に四川省の成都天府空港に到着する予定だった中国東方航空の旅客便。トラブルを起こした男性は自身と2歳の息子のファーストクラス席に加え、ベビーシッター用のエコノミークラス席の計3席を購入していたが、搭乗後に「子供が泣くかもしれないから」としてベビーシッターにもファーストクラス席を用意するよう乗務員に要求したという。

そして、乗務員がこの要求を断ると、男性は子供が暴れたりないたりしないよう常に面倒を見るよう乗務員に求め、「できなければクレームを付ける」と脅した。無理無体な要求を突きつけられた乗務員は男性への説得を試みるもらちが明かなかったため警察に通報。警察官が説得に加わってもなお男性は自らの要求を撤回しない上「乗務員は子供を産んで母親になった経験がないのだろう」などとののしった。

男性は結局31日午前1時半まで駄々をこね続けたため、同便は欠航することに。他の乗客300人余りは予約を取り直す羽目になった。別のファーストクラス客によると、乗客は航空会社から何の補償も得られなかったという。記事は、これまでに東方航空からトラブルに関する正式な発表は何ら出されていないと伝えている。

この件について、中国のネットユーザーは「乗客300人はこの男に損害賠償を請求せよ」「この男がエコノミークラスに座って、息子とベビーシッターをファーストクラスに座らせればいいじゃないか」「男が当局に拘束されたかどうかの情報がないのだが、これで拘束されないのなら自分も同じことやってやるぞ」「どうして飛行機や高速鉄道ではこういう意味の分からない輩(やから)に対して取り締まりできないのか」「航空会社が他の乗客に何も補償しないのも問題」「もっと早くつまみ出して出発すべきだったのでは?」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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