Record China 2024年1月9日(火) 11時0分
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宮崎駿氏が監督を務めたスタジオジブリの最新作「君たちはどう生きるか」が米ゴールデングローブ賞アニメ映画賞に選ばれたことが、中国でも反響を呼んでいる。
ハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)が主催する同賞は米アカデミー賞の前哨戦とされ、今回で81回目の開催。7日に各賞が発表され、「君たちはどう生きるか」が日本の作品として初めてアニメ映画賞を受賞した。
中国のSNSでも反響があり、微博(ウェイボー)で800万のフォロワーを持つ映画評論家のアカウントは「ゴールデングローブ賞アニメ映画賞は『アオサギと少年(中華圏での同作のタイトル)』!」と速報。「同作はすでに世界での興行収入が1億3700万ドル(約197億円)になっており、米映画批評サイト・ロッテントマト(Rotten Tomatoes)では96%、メタクリティックでは92ポイントの高評価だ」と紹介した。
また、微博のフォロワー410万人の映画ブロガーは「宮崎監督の『アオサギと少年』が英語圏以外の作品としては史上初めてゴールデングローブ賞アニメ映画賞を受賞した。中国本土での上映がスムーズに運ぶことを期待している」と投稿している。
中国のネットユーザーからは、「おめでとうございます!」「見たい!」「中国本土での上映を期待してる」「早く中国でも上映してほしい」「大スクリーンで見るのが楽しみだ」「もう待ちきれないよ!」「香港で見てきた。見る価値のある作品だったよ」「この作品は受賞に値する」「宮崎駿はyyds(永遠の神)」といったコメントが寄せられた。
一方で、「見た人の間では評価が割れているようだね」「豆瓣(douban。中国の評価サイト)では低評価も少なくない(9日時点では10点満点で7.8点)」「カナダで見たけど途中で何度も寝そうになった」「専門家には受けるということかな。普通の人には分かりづらいかも」「実際に自分の目で見てから評価したい」などの声も上がっている。
同作は台湾で2023年10月、香港では同12月に公開された。中国本土では正式なアナウンスはないが未確定ながら24年中の公開が見込まれているという情報も出ている。(翻訳・編集/北田)
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