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中国安徽省馬鞍山市の武術学校で殺鼠剤により7人が死亡した1997年の事件をめぐり、一審の馬鞍山市中級人民法院は8日、付沢階、朱祖林の両被告に死刑判決を言い渡した。
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中国安徽省馬鞍山市の武術学校で殺鼠剤により7人が死亡した1997年の事件をめぐり、一審の馬鞍山市中級人民法院は8日、付沢階(フー・ザージエ)、朱祖林(ジュウ・ズーリン)の両被告に死刑判決を言い渡した。中国メディアの九派新聞が同日付で伝えた。
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記事によると、97年6月に起きたこの事件では130人が中毒被害に遭い、生徒7人が死亡した。身分を隠して逃亡生活を続けた両被告は2023年5月に逮捕された。
朱被告は1994年ごろ、武術学校を経営する中である人物(A氏)とトラブルが生じ、95年10月に職員や大勢の生徒をA氏が経営する別の武術学校に引き抜かれたことでA氏に恨みを抱いた。一方、96年8月からA氏の学校でコーチとして勤務した付被告はささいなことが原因でA氏に不満を持ち、両被告は毒物投与という方法でA氏に復讐(ふくしゅう)することを決めたという。
付被告は97年6月29日にA氏の学校の厨房に入り、テーブルの上にあった食べ物に殺鼠剤を投入。その後、付被告は福建省へ、朱被告は貴州省に逃げ、偽名を使って暮らしていたという。(翻訳・編集/野谷)
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