台湾メディアの中時新聞網によると、格安航空会社（LCC）のジェットスター・オーストラリアは12日、ベトナム通貨に関するフェイスブックへの投稿をめぐり、「無礼で受け入れがたい」などと批判を浴びたことを受け、公式に謝罪した。

メルボルンを拠点とするジェットスター・オーストラリアはフェイスブックへの投稿で、「申し訳ないが、ベトナムの通貨をドンと呼ぶのは客観的に見ておかしい」とし、「100万ドンは65豪ドルに相当する。私は基本的に65ドルを持っている。つまり、私は億万長者だ」と記した。

この投稿は、ベトナム人と国際社会の両方からの反発を引き起こした。多くのフェイスブックユーザーがこの投稿について「受け入れられない」「無神経」とのコメントを残し、中にはジェットスター・オーストラリアのサービスの利用をやめると誓う者もいた。

炎上を受け、ジェットスター・オーストラリアはホームページに謝罪文を掲載し、「ベトナム通貨に関連した水曜日（10日）のフェイスブックへの投稿は不適切であり、決して投稿されるべきではなかったことを認めてすぐに削除した」とした上で、「投稿削除後にフェイスブックで謝罪したが、不快感を与えたことについて改めて心から謝罪したい。同様の誤りが二度と起こらないようプロセスを見直した」と述べた。（翻訳・編集/柳川）