中国の俳優チェン・シンシュー（陳星旭）の主演ドラマが相次いで配信をスタートし、人気を争っている。

2019年の時代劇ドラマ「東宮～永遠の記憶に眠る愛～」などで知られるチェン・シンシューが、女優ジャン・ルオナン（章若楠）と共演したドラマ「你也有今天」は4日に動画配信サービス・優酷（YOUKU）で配信をスタート。クールな毒舌弁護士と天真爛漫な新人部下が、ひょんなことから同居をスタートしてドタバタを繰り広げるラブコメディーだ。

これに続いて8日には、歌手で女優のビクトリア（宋茜）と共演する「我們的翻訳官」が芒果TV（マンゴーTV）で配信をスタートした。こちらは国際機関の首席翻訳官と、AI翻訳会社のトップ技術者になった元恋人同士が、誤解を乗り越え距離を縮める様子を描くラブロマンスだ。

2つの主演作、そろって現代ドラマがほぼ同時に配信となったチェン・シンシューだが、魅力的な役柄も手伝って人気を集め、中国のネット上では「1月の恋人」の呼び声も高い。さらにこのほど、中国のSNS・微博（ウェイボー）で公開した肉体美を惜しげなく見せた自撮り写真も話題となっている。なお、「我們的翻訳官」では足を捻挫したヒロインを抱きかかえて運ぶシーンがあるが、演じたビクトリアはこのシーンについて、「軽々と抱えられて、まるで自分の体が飛ぶようだった」とチェン・シンシューの腕力について語っている。（Mathilda）