2024年1月16日、韓国・東亜日報は「韓国人の10人に4人が家では1人でいる時間を最も楽しいと感じているとの調査結果が発表された」と伝えた。

記事によると、イケアは同日、家での暮らしに関する報告書「Life at Home Report 2023」を発表した。今回の報告書は、過去10年間で世界40カ国・地域の約25万人から収集した資料と、昨年に世界38カ国・地域の3万7428人を対象に行われた調査の結果を分析した。

その結果、韓国人は家での生活に満足していないことが分かった。世界の回答者の60％が現在の家での暮らしを肯定的に感じているとしたが、韓国の回答者は43％に過ぎず、調査対象の中で2番目に少なかった。

また「家で行う活動の中で1人で過ごす時間が最も楽しい」と回答した韓国人は40％に達し、世界で最も高い割合となった。一方で「家で行う活動の中で家族と笑い合うことに楽しさを感じる」と回答した韓国人は14％にとどまり、世界で最も低い割合だった。アイルランド人が42％で最も高く、デンマーク人が42％で続いた。そのほか米国は16位（35％）日本は36位（21％）で、世界の平均は33％だったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国人は日々疲れ果てているから。あまり悪く言わないでほしい…」「生活が苦しく、ひどく疲れていたら誰もが1人になりたがる。当然のことだ」「韓国人は働きすぎ」「いくつもの統計から分かるように、韓国は持続可能な社会構造じゃない。幸せな人がほぼいない」「みんな家では1人でスマホをいじっていたいんだよ。現実の暮らしよりネット上の方が楽しいから」「家族の間にも尊重が必要だ。韓国人は身近な人ほど尊重しない傾向にある。だから居心地が悪くなる」「悲しいな。家族と話したところで、話題はお金の話ばかりだ」などの声が上がっている。（翻訳・編集/堂本）