Record Korea 2024年1月17日(水) 22時0分
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17日、韓国・毎日経済は「仁川国際空港の一日の旅客数がコロナ流行以来約4年ぶりに20万人に回復したが、免税業は回復の兆しが全く見えていない」と伝えた。写真は仁川国際空港。
2024年1月17日、韓国・毎日経済は「仁川国際空港の一日の旅客数がコロナ流行以来約4年ぶりに20万人に回復したが、免税業は回復の兆しが全く見えていない」と伝えた。
記事によると、韓国・仁川国際空港の14日の旅客数は20万2554人(暫定値)と集計された。一日の旅客数が20万人を超えるのは、20年1月27日に20万948人を記録して以来1450日ぶりのこと。コロナ禍前の19年の一日の平均旅客数は19万4986人だったため、コロナ禍前よりも多くの旅客が仁川国際空港を訪れていることになる。
しかし問題は「平均旅客数が正常化したにもかかわらず免税産業の回復速度が遅いことにある」と記事は指摘している。韓国免税店協会によると、23年1~11月の韓国の免税店の売上高は12兆4512億ウォン(約1兆3707億円)で、12月分を考慮してもコロナ禍の影響を受けた20年(15兆ウォン台)より規模が小さい。21年と22年は共に17兆8000億ウォンほどだったという。
これについて記事は「中国のポッタリさん(行商人を表す)と団体観光客が急減した影響が大きい」とし、「中国のポッタリさんと中国人団体観光客はその購買力の高さで、共に韓国の免税業者の太客とされてきた」と説明した。
韓国を訪れる中国のポッタリさんが減少したことで、外国人1人当たりの免税消費金額も減少した。21年の2555万ウォン、22年の1000万ウォンから、23年11月は143万ウォンに大幅に減少したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ちょうどよかった。観光にしろ何にしろ対中依存度を下げるきっかけになればいい」「いろいろな国から観光客が来る現在の状態が正常。中国人団体観光客だけに依存するのは異常だった」「今は大変かもしれないけど、長い目で見れば脱中国が正解」「中国人は韓国に来ないのではなく来られない。経済が厳しく、お金がないから海外に行けないのだろう」「韓国は観光業に頼って暮らす国ではない。観光業に従事する人は1%にも満たないのだから、中国人が来ようが来まいが関係ない」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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