Record China 2024年1月24日(水) 18時0分
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台湾のヘルスケアサイト・HEHOは24日、日本のイチゴ、中国のキウイ、韓国のブドウが農薬によって不合格になったと報じた。
記事は「輸入果物を食べる際には注意が必要だ」とし、台湾食品薬物管理署(食薬署)がこのほど発表した検査不合格品について紹介した。
食薬署の林金富副署長は、このうち日本から輸入されたイチゴ1ロット(3.5キロ)について、0.35ppmの残留農薬が検出され不合格になったと説明した。日本で使用されている農薬は台湾では未登録で使用できず、0.01ppmを超えると不合格と扱われる。
食薬署の統計によると、日本産イチゴについては昨年7月15日から今年1月15日までの半年間で325ロットに対して検査が行われ、不合格は14ロット、不合格率は4.31%。不合格となった場合、その生産元からは1カ月間輸入が停止される。輸入停止になった日本の生産元は今月12日以降ですでに6カ所に上っているという。
また、韓国産ブドウ1ロット(約2.8トン)からも0.05 ppmの残留農薬が検出され、不合格となった。半年間で韓国産ブドウに対して行われた検査数は212ロット、うち不合格は9ロットで、不合格率は4.25%。食薬署は昨年11月27日から抜き取り検査を強化している。
このほか、中国産キウイ2ロット(計約30トン)からもそれぞれ0.02 ppm、0.09 ppmの残留農薬が検出され、不合格に。半年間の検査数は55ロット、不合格は3ロットで、不合格率は5.45%だった。
不合格となった果物は返送または廃棄される。(翻訳・編集/北田)
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