中国の俳優フー・ゴー（胡歌）が、以前から取り組んでいるチャリティー活動について語った動画が中国のSNS・微博（ウェイボー）に登場し、ユーザーの関心を集めている。

ここ数年、香港のウォン・カーウァイ（王家衛）監督が手掛ける初のドラマ作品「繁花」に取り組んできたが、オフの時にはチベット自治区のガソリンスタンドや青海公路などで頻繁に姿を見せており、ひげだらけの顔に袋を担ぎ、ごみ拾いに精を出している様子が何度も目撃されていた。

ニュースサイト・新浪（SINA）のウェイボーアカウントがこのほど、フー・ゴーがオフの時に励むチャリティー活動について語るインタビュー動画を公開。それによると、きっかけになったのは2013年に河川を守る活動のイメージキャラクターに起用され、青海省の長江源流を訪れたことだったという。偉大な自然の姿と、それを守るため日々努力する人々の活動に深く感動し、オフの過ごし方が大きく変わったと語っている。

環境保護に微力を尽くしたい思いで取り組むチャリティーだが、自分自身の癒やしの時間にもなっているという。「ボランティアに志願して自然の中に身を置いていると、心が静まりリラックスできているのを実感する。自然には大きな癒やしの効果があると思う」と話している。

フー・ゴーが出演する自然環境保護をテーマにしたドキュメンタリー番組「一路前行」が昨年11月から放送され話題になったが、忙しいスケジュールの中で時間を見つけてはチャリティーに励む姿に、ウェイボーでは称賛や感動、応援の声を伝えるコメントが寄せられている。（Mathilda）