中国の人気俳優シャオ・ジャン（肖戦）主演の新時代劇ドラマ「蔵海伝」をめぐり、「あらすじが更新された」との話題が中国のSNS上で注目を集めた。

同作品は人気作家、南派三叔の「蔵海戯麟」を実写化するもので、撮影は昨年末にスタートした。主人公を演じるシャオ・ジャンをはじめ、チャン・ジンイー（張婧儀）、ジョウ・チー（周奇）、ホアン・ジュエ（黄覚）らがキャストに名を連ねる壮大な復讐（ふくしゅう）劇だ。

そして、中国SNSの微博（ウェイボー）で注目を集めたあらすじは、「大雍国の欽天監（天文、気象観測などを行う役所）監正、蒯鐸の子の稚奴は一夜にして家族を殺害され深い憎しみを抱く。10年にわたる忍耐と学業の後、稚奴は蔵海（シャオ・ジャン）という名で都に戻り、建造技術と巧みな交渉力によって朝廷で地位を高めていく。蔵海は当時の一族滅亡の真相を広く世間に知らせ、ぬれぎぬを晴らす。また成長していく中で朝廷の悪習を目にする。最終的に国の安定と民の安穏な暮らしのため蔵海は大雍を支えて戦争を一掃する」という内容となっている。

この話題に、微博のユーザーからは「私好みのストーリー」「あらすじを読んで期待がさらに高まった」という声や「配信開始が来年だなんて遅すぎる」「もう待ちきれない。撮影と配信を同時進行させてほしい」「配信初日めがけてタイムスリップしたい」などの声が上がっている。（翻訳・編集/野谷）