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17日、感染拡大が懸念されるエボラ出血熱について、「塩水を大量に摂取すれば感染を予防できる」などのデマが流れている。資料写真。
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2014年8月17日、新京報によると、西アフリカ諸国で感染が拡大しているエボラ出血熱について、世界保健機関(WHO)は15日、一部製品がエボラウイルスの感染予防や治療に効果があるとの噂はまったくのデマだと指摘し、正規の検査や許可を受けたワクチンが2015年より前に完成することはないとの声明を発表した。
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エボラ出血熱に関する研究はこれまで長年にわたって行われているが、安全かつ有効な予防・治療薬はまだ開発されていないとWHOは強調している。また、「塩水を大量に摂取すれば感染を予防できる」などのデマも流れており、ナイジェリアではこのデマが原因で2人犠牲になったとし、盲目的な治療への警戒を促している。
WHOが13日に発表したところによると、感染が確認もしくは感染の疑いがあるとされる人は2127人で、犠牲者は1145人に達した。12〜13日の2日間だけでギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリアの4カ国における感染者は152人増え、犠牲者は76人増えており、さらなる感染の拡大が懸念されている。(翻訳・編集/岡田)
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