人民網日本語版 2024年2月3日(土) 10時0分
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数多くの中国の「隠れた名産品」が人々の視界に入るようになってきた。
黒竜江省ハルビン市は今冬の中国で人気の高い都市で、全国に氷雪観光ブームを巻き起こしただけでなく、同省産のクランベリーを人気商品にした。ネットユーザーからは、「クランベリーはなんと地元でも生産できるのだ!」との声が上がる。こうして、数多くの中国の「隠れた名産品」が人々の視界に入るようになってきた。中国新聞社が伝えた。
ECプラットフォームの淘宝(タオバオ)が1月30日に発表した「隠れた名産品レポート」は、全国規模でクランベリーのように知名度が上がるのを待つ「隠れた名産品」102種類を整理して紹介した。これまでにネットユーザーが続々「発掘」した安徽省六安市のフォアグラ、貴州市銅仁市の抹茶のほか、黒竜江省チチハル市の和牛などもリストに組み込まれた。
トリュフ、フォアグラ、キャビアは世界三大珍味として知られ、長らく「輸入」や「高価」という言葉とワンセットだった。高級レストランでは注文するときはグラム単位で、多くの人にとって手の届かない高嶺の花だった。しかし今、高級食材はグルメの愛好品であることは変わらないが、国産化によって手が届くようになり、食いしん坊たちの選択肢が広がった。
中国国産のフォアグラ、和牛、キャビアなどの高級食材が安徽省、山東省、浙江省など複数の地域に根を下ろし、大規模な生産により、価格も一気に低下した。上述したレポートによると、国産のキャビア、フォアグラ、抹茶などの食材価格は輸入食材の半分ほどで、コストパフォーマンスの高いこうした国産高級食材が今では人々の食卓に並んでいる。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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