日本旅行は本当に安いのか―台湾メディア

Record China    2024年2月2日(金) 22時0分

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台湾メディアのCTWANTは1日、「日本旅行は本当に安いのか」との疑問がネットをにぎわせていると伝えた。写真は東大寺。

台湾メディアのCTWANTは1日、「日本旅行は本当に安いのか」との疑問がネットをにぎわせていると伝えた。

記事は、「コロナの収束に加えて円安もあり、日本を訪れる人の勢いが止まらない」とする一方、SNSでは日本旅行が本当に安いのかどうかで議論が巻き起こっていると指摘。台湾のSNS・Dcardに投稿された内容を紹介した。

それによると、投稿主は「日本の風景や空気、グルメが好きで、コロナ収束後にすでに日本に3度訪れており、毎回10日間ほど滞在している。円安のため換金時のレートは悪くないと思うものの、日本の物価はやはり安いとは言えない。正直に言って安いとは感じない」とつづった。

また、「安い安いと騒いでいる人を見ると鼻で笑ってしまう」とし、「すべての食事をチェーン店で済ませ、安い買い物ばかりしていれば出費は抑えられるかもしれない。しかし航空券が高くて、格安航空会社(LCC)はもはや格安ではない。特別高い買い物をするわけではないが、おいしいものが好きで平均で1食3000円くらいかける。1回行くと10万台湾ドル(約46万円)近く使ってしまう」と説明した。

投稿主は毎回1人で訪れおり、1日2食はきちんと食べ、そのほかに間食をすることもあるそう。高い買い物はブランドもののコートを2着買ったくらいだが、どちらも1万台湾ドル(約4万6000円)を超えず。それでも2回の旅行で現金60万円がなくなり、このほかにクレジットカードも使っているという。投稿主は「どうやって節約すればいいか分からない。日本に行くのは1年に1回にしないと破産してしまう」と嘆いた。

この投稿に、他のユーザーからは「関西に8日間行った時は4万5000台湾ドル(約21万円)だったよ。ホテルの部屋は17坪で、食事はこだわらなかったけど1度だけ4000台湾ドル(約1万8000円)くらいの神戸牛を食べた。日本はやっぱり安いと思う」「買い物を除けば2週間で1人4万台湾ドル(約18万円)ってところ。貧乏旅行ってわけでもない。富士山にも行ったし、露店温泉のあるホテルに泊まった」「12日間で6万7000台湾ドル(約31万円)かな。城崎温泉の旅館に泊まって、USJに行った(提携ホテルに2日泊まった)。食べたいものを食べ、買いたい物を買ったよ。安かったと思う」など、日本旅行はやはり安いという声が上がった。

また、「ポイントは同じ金額でより良い体験ができるということ。ホテルだけでも大違いだ。物は精巧で質が高い。旅行はこういう場所に行かなきゃ」「日本に遊びに行くのはもともとそんなに安いものじゃない。日本に行くのと同じ金額で台湾で遊んだらどうかってこと。コスパの問題だよ」「実際の金額は決して安くない。でも、行ったことがないところに行き、珍しいものを見ることに価値がある。それに、大きいのは飛行機代。実際に現地で消費して得られる商品や食べ物は、台湾で得られるものよりもずっと良い」などのコメントも寄せられていたという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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