【音声ニュースを聴く】

中国企業の中車四方がチリ向けに開発した電気・ディーゼル両用の高速列車が先ごろ、チリで乗客を乗せた営業を開始した。同列車の最高運行速度は時速160kmで、南米大陸で最速の列車となっている。

チリ政府の当局者やチリ国鉄の責任者らが同日、中国製新型列車のテープカットを行った後、最初の列車に乗車した。チリのムニョス運輸通信大臣はセレモニーで、「チリの鉄道は、南米最速で最も近代的な列車を持つようになった。これはチリ及び地域全体にとって歴史的な瞬間だ」と述べた。

同高速列車は4両編成で、定員236人。車内にはワイヤレスネットワーク、充電用コンセント、車椅子エリアなどが装備されている。（提供/人民網日本語版）