福島第一原発の汚染水漏れ、日本には説明責任ある―中国外交部

CRI online    2024年2月9日(金) 11時50分

拡大

中国外交部の報道官は、福島第一原発の汚染水漏れについて日本には説明責任があると述べました。

中国外交部の汪文斌報道官は8日の定例記者会見で、福島第一原発で放射性物質を含む水が漏れた事故に関連してNHKの記者から質問を受け、「われわれは関連報道に注目している。中国は関連する評価を進めている」と述べた上で、「今回の事故は、東京電力の内部管理の混乱や無秩序などといった宿痾(しゅくあ)がかなり深刻だということを、改めて示した。日本には事故の関連情報を速やかに全面的に、かつ透明に公開して、説明を行う責任がある」と述べました。

汪報道官は「核汚染水海洋排出計画は30年間にわたるものだ。日本は未来の排出の管理の安全性と信頼性を確保できるのか。福島の核汚染水浄化装置と排出施設を長期にわたって安定を保って有効に稼働させられるのか。われわれは憂慮しており、大きな疑問を抱いている」と述べました。

汪報道官はさらに、「今回の事故によって、長期的で実効性ある国際モニタリングの必要性と重要性が改めて浮き彫りになった。われわれは、日本が厳粛かつ真剣な態度で国際社会の懸念に応え、責任ある方法で核汚染水を処理し、周辺隣国などの利害関係者が独立した有効な長期的国際モニタリングに実質的に参加することに全面的に協力し、海洋排出が取り返しのつかない結果をもたらすのを確実に防止するよう促す」と強調しました。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携