韓国では貧しい人ほど太る時代に突入、成人の肥満率が3割超え―韓国紙

Record China    2014年8月20日(水) 10時56分

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18日、韓国では19歳以上の成人の肥満率が3割を超え、収入の低い層ほど肥満率が高くなっている。資料写真。

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2014年8月18日、韓国紙・亜洲経済によると、韓国では低所得層ほど肥満率が高いという逆転現象が起こっている。中国新聞社が伝えた。

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韓国保健福祉部と疾病管理本部が18日に発表した報告書によると、2012年末の時点で19歳以上の成人の肥満率は32.8%に達し、所得の低い層ほど、肥満率が高い傾向にあることが分かった。肥満率の計算方法はBMI指数を採用。BMI値(体重kg÷身長m×身長m=BMI値)が25以上で肥満と判定される。

男女別にみると、男性の肥満率は36.1%と女性の29.7%を大きく上回り、年齢別では50〜59歳の肥満率が最も高い。所得別では、低所得層の肥満率は34.7%、中低所得層は35.7%、中高所得層は31%、高所得層は30.1%となっている。

この結果を2008年と比較すると、低所得層の肥満率が1.8%上昇したのに対し、高所得層の肥満率はわずか0.1%の上昇にとどまり、所得格差による健康の不平等が悪化していることが分かる。

報告によると、韓国人は肥満に関連する23の疾病で毎年12兆ウォン(約1兆2000億円)に上る医療費を支払っている。韓国政府は問題を重視、肥満などの健康問題の二極化を防ぐため、有効な関連政策を決定している。(翻訳・編集/本郷)

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