1月末に封殺が解かれたと話題になった中国の女優アンジェラベイビー（楊穎）が、第77回英国アカデミー賞（BAFTA）のレッドカーペットに姿を見せ、中国のSNS・微博（ウェイボー）も更新を再開した。

アンジェラベイビーに芸能活動の強制的な停止を示す封殺のうわさが持ち上がったのは昨年秋のこと。9月に韓国のガールズグループ・BLACKPINK（ブラックピンク）のリサがフランス・パリの老舗キャバレーで出演したショーに足を運んだことが原因と報じられていた。当時、ウェイボーのアンジェラベイビーの公式アカウントには発言禁止の表示が登場し、10月26日が最後の投稿となっていた。

その後、先月末にはウェイボーにあった発言禁止の表示が消えたことが注目され、約3カ月ぶりに封殺が解かれたと話題に。なお、アンジェラベイビーおよびそのマネジメント側のウェイボーはいずれも2月9日に投稿を再開し、春節（旧正月）を祝うメッセージを掲載した。

続いて16日には、チャイナドレス風の衣装をまとった複数の写真を投稿。第77回英国アカデミー賞から招待を受けて現地に赴いたこと、写真の衣装は中国の山水画からインスピレーションを受け、製作に460時間を費やしたハンドメイド作品であることを紹介した。

中国メディアでは、解禁が報じられて以降、アンジェラベイビーは英国行きに先がけて、ドバイで行われた商業活動に参加したと紹介。このことから、中国国内での活動には現時点でも何らかの制限が残っており、段階を踏んで復帰するのではないかとの見方もある。（Mathilda）