96万平方kmで流出対策が完了、土壌の保水能力が大幅に上る―中国

Record China    2007年6月29日(金) 16時43分

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2007年6月28日、中国水利部は、2006年末までに96万平方kmの耕地で、基礎的な土壌流出対策が完了したことを明かした。写真は湖北省の土壌流出対策地域。

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2007年6月28日、水利部の鄂竟平(ウー・ジンピン)副部長が水土保持計画の現状について報告した。

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報告によれば、2006年末までに96万平方kmの耕地で基礎的な土壌流出対策が完了した。その成果により、毎年15億トンの土壌が保持され、保水能力も250億立方m以上増加するという。また食料生産も900万トン以上増加、土壌流出により耕地を失った1300万人以上もの農民が救われるという。

鄂副部長は、現在、水利部は11の水利保持のための大型プロジェクトに取り組んでおり、500以上の市・県で対策が進んでいるとコメントした。一部地域では、生態環境の回復などに大きな成果があがっているという。

また全国各地の山林に設けられた放牧禁止区域も大きな成果をあげている。その面積は合計で67万平方km以上になるが、そのうち35万平方kmでは植生が再生しつつあると観測されている。(翻訳・編集/KT)

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