人民網日本語版 2024年2月26日(月) 8時30分
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西部陸海新ルートの貨物輸送が今年すでに11万TEUを突破した。
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西部陸海新ルートのシー・アンド・レールの列車「X9586号」が21日、タイ産キャッサバデンプン(タピオカ)や海南省産のココナツジュース・菜種油などの貨物を積み込んで広西チワン族自治区欽州市の欽州港東駅を出発し、四川省成都市の城廂駅に向かった。20日までで、同列車によって輸送された貨物は前年同期比13.8%増の11万3500TEU(20フィート標準コンテナ換算)に達した。人民日報が伝えた。
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中国鉄路南寧局集団は同列車の輸送効率を高めるため、欽州鉄路コンテナセンター駅と北部湾港欽州自動化コンテナ埠頭の一体化運営の推進に大きく力を入れ、センター駅の鉄道貨物置場と同埠頭を税関の監督管理に共同で組み込み、シー・アンド・レールの各プロセスの情報の効率のよい相互接続・共有を実現し、コンテナが埠頭の自動化設備を経由して効率よく中継輸送されるようにした。これにより荷主の輸送コストがコンテナ1基につき100元(約2100円)余り削減できる。
西部陸海新ルートはこれまでに線から面への発展を実現し、鉄道路線を幹線とし、中国国内の18省(自治区・直轄市)、70市、145駅をカバーする交通物流ネットワークを構成している。世界120カ国・地域の495港湾につながり、1143種類の品目を輸送し、中国の西部地域とASEAN諸国をつなぐ重要なパイプ役になっている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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