国際定期貨物列車「中欧班列」(成都 - 重慶)「武陵山」が運行開始

CRI online    2024年2月29日(木) 13時50分

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国際定期貨物列車「中欧班列」の「武陵山」が運行を開始しました。

中国南西部に位置する重慶市秀山トゥチャ族ミャオ族自治県で28日、600万元(約1億2600万円)相当の貨物を乗せた中国と欧州を結ぶ貨物列車の中欧班列(成都 - 重慶)「武陵山」が出発しました。15日後に終点であるロシアのモスクワに到着する予定です。

この中欧班列「武陵山」は、重慶南東地区からの初めての中欧班列で、欧州までの距離が短い同地区からの効率が高く、輸送力が安定した国際鉄道ルートが開通したことになります。また、「メイド・イン秀山」「メイド・イン武陵」の製品がASEAN諸国に進出するための新たなルートが切り開かれ、武陵地区の企業が貿易に参加するための新たな橋が懸けられたことでもあります。同列車の運行はまた、隣接地域である重慶市全体、湖北省、湖南省貴州省と欧州との協力の扉をさらに大きく開き、地域経済の発展に新たな力を注入します。来月には商品総額3000万元(約6億2800万円)以上の玩具製品が中欧班列(成都 - 重慶)「武陵山」を利用して欧州に向けて順次発送されます。

中欧班列「武陵山」の初運行は、秀山県の陸と海を結ぶ新ルートである秀山-欽州間の双方向運行の実現、秀山とミャンマーおよびベトナム間の越境道路定期輸送便の開通に続き、中国中西部から中央アジアや欧州諸国へのルートを構築し、地域経済の発展に新たな力を注ぐものです。(提供/CRI

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