香港のアリペイ乗車コードで広東省広州の交通機関利用が可能に―中国メディア

人民網日本語版    2024年3月8日(金) 6時30分

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今月4日から、香港特別行政区の住民は、香港特区エリアで使用されているアリペイ「AlipayHK」の広州地下鉄「乗車コード」を使って広州の交通機関が利用できるようになった。

広東省広州地鉄集団の微信(WeChat)公式アカウントによると、今月4日から、香港特別行政区の住民は、香港特区エリアで使用されているアリペイ「AlipayHK」の広州地下鉄「乗車コード」を使って、広州地下鉄や公共バス、路面電車、水上バス、仏山地下鉄といった広州の交通機関が利用できるようになった。人民網が報じた。

広州地鉄集団によると、「AlipayHK」のユーザーは、アプリの「交通」の画面で「広州」を選ぶか、ホーム画面で「広州地下鉄」と検索するかし、その後指示に従って操作すると「乗車公共コード」が生成される。そのコードを使って広州や仏山の公共交通機関を利用できるようになる。

「AlipayHK」の乗車コードを使って広州の交通機関を利用した場合、香港ドルで決済することができる。また、広州市の公共交通料金優待政策の対象にもなり、人民元に換算して、料金が累計で1カ月当たり80元(1元は約20.8円)を超えた場合、2割引きとなる。さらに、200元を超えた場合は半額となる。

広州地鉄集団によると、広州と香港特区は、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)の中核を担う都市で、広州地下鉄と「AlipayHK」が今回提携して乗車コードサービスを打ち出したことで、香港特区の住民の大湾区での暮らしや遊びに出かける際の移動などがさらに便利になったほか、大湾区に属する都市間の協力、連携、協同発展、及び鉄道交通の融合といった面で積極的な役割を果たすと期待されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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