Record Korea 2024年3月9日(土) 8時0分
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8日、韓国・中央日報は「韓国が12年連続で『働く女性にとって最も過酷な国』に選ばれた」と伝えた。資料写真。
2024年3月8日、韓国・中央日報は「韓国が12年連続で『働く女性にとって最も過酷な国』に選ばれた」と伝えた。
記事によると、英誌エコノミストが6日(現地時間)に発表した「ガラスの天井指数(Glass ceiling Index)」で、韓国は調査対象29カ国中29位だった。
同誌は、経済協力開発機構(OECD)加盟国を対象に女性の労働参加率、男女の高等教育・所得の格差、管理職に就く女性の割合、育児費用、男女の育児休暇取得率などの指標について評価した「ガラスの天井指数」を13年から毎年発表している。順位が低いほど働く女性の環境が全般的に劣悪だということになる。韓国は今年で12年連続の最下位となった。
1位は2年連続アイスランドで、2位以下にはスウェーデン、ノルウェー、フィンランドが続いた。5~10位はフランス、ポルトガル、ポーランド、ベルギー、デンマーク、豪州となった。またスイス(26位)、日本(27位)、トルコ(28位)は韓国と共に数年間下位にとどまっている。
韓国の男女所得格差は31.1%で昨年に続いて最下位だった。女性の労働参加率は男性より17.2ポイント低く、トルコ、イタリアに続いて27位。管理職に就く女性の割合と企業内の女性理事の割合は共に28位だったという。
管理職に就く女性のOECD平均割合は、昨年の33.8%から今年は34.2%に上昇した。しかし韓国と日本はそれぞれ16.3%、14.6%で、いまだ残念な水準だと同誌は指摘したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「男女の所得格差が大きいのは、女性が給料の安い楽な仕事を好むから。労働参加率が低いのは、結婚後や出産後に自らの意思で仕事を辞め、夫の給料で生活することを望むから。男性はむしろ妻が働くと言ったら大歓迎だ。統計の数値だけで判断せず、実態を正確に把握してほしい」「女性は残業やきつい仕事を嫌がるのに、男性と同じ給料をもらいたがるよね」「出生率が世界最低の国で女性の労働参加率が27位。さて問題は誰にある?」などの声が上がっている。
一方、こうした声に対して「韓国人女性がなぜ恋愛や結婚、出産をしないのか、コメントを見ればその理由が分かる」「世界が口をそろえて指摘しているのに、韓国人男性だけが認めない。この調子だと、この国は出生率0%への道にまっしぐら」と反発する声も見られる。
その他にも「日本は徐々に上がっているのに韓国はいつも最下位。自殺率もOECD1位だし、本当にすごい国だ」「男尊女卑で有名な日本にも負けるとは」「出生率がどうのこうの言う前に、ガラスの天井問題から解決を。今は結婚して子どもを産んだら女性だけが損する世の中」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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