中国最北端の高速鉄道の永興呼蘭河特大橋、上部構造の工事が開始

CRI online    2024年3月8日(金) 15時30分

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黒龍江省ハルビン市と伊春市を結ぶ哈伊高速鉄道の建設では7日、黒龍江省ハルビン市の呼蘭河に架設される永興呼蘭河特大橋の上部構造の工事が始まりました。

黒龍江省ハルビン市と伊春市を結ぶ哈伊高速鉄道の建設では7日、黒龍江省ハルビン市の呼蘭河に架設される永興呼蘭河特大橋の上部構造の工事が始まりました。中国最北端の高速鉄道である哈伊高速鉄道の建設が全面的に再開されたことになります。

中国では、南北8本の縦断路線と東西8本の横断路線から成る高速鉄道網で国土を覆う「八縦八横」の計画が進められています。哈伊高速鉄道は「八縦八横」に含まれる京哈(北京・ハルピン)-京港澳(北京・香港・マカオ)のルートの延長であり、黒龍江省ハルビン市から綏化市を経て伊春市に達します。全長は318キロ、設計時速は250キロで、全線に9駅が設けられます。永興呼蘭河特大橋の全長は1万6709メートルで、松花江の左流域で最大の支流の呼蘭河に架設されます。

永興呼蘭河流域の施工部分全体の長さは3キロ近くあり、河底が泥質なので極めて難しい施工を強いられます。そのため、永興呼蘭河特大橋は中国の極寒地区で建設中の高速鉄道路線の中でも施工難度が最も高く、スパンが最も大きい高速鉄道橋の一つです。

同高速鉄道のハルビン市から鉄力市までの区間では現在、工事の準備が秩序正しく進められています。すでに着工された鉄力から伊春市までの区間の鉄力駅や日月峡駅、伊春西駅などでは建物構造部分の工事がすでに完了しており、現在は駅舎の外壁や内装工事を行っており、レール敷設工事も間もなく開始されます。鉄力・伊春区間のレール敷設は年内に完了する予定です。(提供/CRI

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