中国自動車工業協会（中汽協）が11日に発表した情報によると、1～2月の中国の自動車生産台数は前年同期比8．1％増の391万9000台、販売台数は同11．1％増の402万6000台だったことが分かりました。

中汽協の陳士華副秘書長によると、2月は春節（旧正月　2024年は2月10日から17日まで）休暇のため有効営業日数が減ったこと、また自動車購入需要の一部が春節前に前倒しされたことにより、自動車の生産・販売台数は全体として1月よりやや減少したということです。2月の自動車生産台数は前月比37．5％減、前年同期比25．9％減の150万6000台で、販売台数は同じく35．1％減、19．9％減の158万4000台となりました。

一方、1～2月の中国の新エネルギー車の生産台数は前年同期比28．2％増の125万2000台、販売台数は同じく29．4％増の120万7000台となり、市場シェアは30％に達しました。

陳副秘書長は、一連の政策がさらに細分化され、実施されるのに伴い、自動車業界の安定しつつ好調に向かう発展態勢の強化と拡大に寄与し、企業の革新の原動力を呼び起こし、自動車産業の質の高い発展を継続的に推進するだろうとの見解を示しました。（提供/CRI）