人民網日本語版 2024年3月15日(金) 19時30分
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雲南省昆明市の五華区韶山小学校は体育で武術を必修にしているほか、休み時間には、気功体操「五禽戯」を練習しているため、児童はみんな「カンフー」をある程度マスターしている。
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雲南省昆明市の五華区韶山小学校は体育で武術を必修にしているほか、休み時間には、気功体操「五禽戯」を練習しているため、児童はみんな「カンフー」をある程度マスターしている。そして校長や教師も児童と共に練習している。新華社が伝えた。
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毎日休み時間になると、児童はあっという間に運動場に集まってきて整列する。そして伝統的なゆったりした音楽が流れ始めると、「五禽戯」の練習が始まる。虎の勇猛さ、鹿の活発さ、熊のどっしりと安定さ、猿の機敏さ、そして鳥の優雅な羽ばたきという5種類の動物の動きを模した「五禽戯」を学びながら、児童はそれぞれ堂々とした動きやかわいらしい動き、そして時に機敏に、時に優雅な動きを披露する。児童の最後列で練習する教師の動きも様になっている。
体育の夏先川(シア・シアンチュワン)先生はここ3年、毎日児童に武術や五禽戯の手足の動きを一つ一つ丁寧に教えており、児童の変化も目にしてきた。「児童の体が鍛えられただけでなく、丈夫になり、姿勢も改善され、特に集中力と立ち居振る舞いが目に見えて向上した」と話す。児童のレベルが高まってきたのに伴い、武術操や五歩拳、散打組合、太極拳なども教えるようになったという。
児童は校内で先生に会うと、中国少年先鋒隊式の敬礼をするほか、抱拳礼もするという。「武術の練習は心と体を磨く過程で、『礼に始まり礼に終わる』『芸を学ぶ前に礼を学び、武を習う前に徳を習わねばならない』という精神を発揚している。そのため、授業でも『武徳教育』を徹底し、授業の最初と最後には教師も児童も『抱拳礼』を行っている」のだという。
韶山小学校では教師も児童もみんなが武術をマスターするようになるにつれて、省・市各級の武術大会で児童が次々入賞するようになり、学校も国家体育総局武術運動管理センターから「武術INキャンパス試行校」に認定された。
このように武術教育が子供の成長に一役買い、体を動かし、リラックスさせつつ、その中で伝統文化を伝承させている。そしてこれもまた学校に武術を取り入れる魅力となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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