2024年3月15日、韓国・東亜日報によると、車の窓から高校生がカップ麺の残り汁を捨てる様子を撮影した動画がネット上に拡散され、物議を醸している。

あるネット上のコミュニティーに先ごろ、「子供にどんな教育をしたのか。めちゃくちゃだ」とのタイトルで動画の投稿があった。それによると、投稿者が車で走行中、ずっと前を走っていた車が高校の前で止まり、助手席に座る人物が窓からカップ麺の残り汁を捨てた。捨てた人物は高校生とみられ、車を降りると登校していったという。投稿者は「子供をきちんとしつけよう」と書いている。

また投稿者によると、車は車線変更や右折左折の際に「一度もウインカーをつけなかった」といい、警察に通報する考えを明かしている。

道路交通法第68条第3項により道路を走行している車両から車外に投げる行為は禁じられている。車外にごみを捨てる行為が摘発された場合、乗用車基準で違反点数10点、罰則金5万ウォン（約5600円）となる。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「『子は親の鏡』と言うけど、親もそんな運転をしてるようではね」「親がまずろくでもない」「この親にしてこの子ありだな」「車のナンバー、残り汁を捨てた子の顔も公開してやれ」「子供の品性、礼儀、道徳教育を強化してもらいたい」「こんな行動をしないようしつけるのが親の役目だろうに」「しつけができてないというか、親が子供に窓の外に捨てさせたのでは」など、怒りとあきれたとの声が殺到している。（翻訳・編集/麻江）