2014年8月20日、韓国・聯合ニュースによると、韓国軍内での新人兵士への虐待行為が次々と明るみに出るなか、兵士への調査でおぞましいいじめの実態が次々と発覚している。国際在線が伝えた。

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韓国陸軍は20日、調査の結果、ほとんどの軍隊内でいじめやセクハラ行為があったことを認め、すでに関係者の処分に着手しているとした。軍内では、新人兵士を殴ったり、壁に頭を打ち付けたり、ハエを食べさせたり、冷蔵庫に入ることを強要したりするいじめが行われていた。さらには、新人兵士を手錠などで拘束し、動けない状態にして、殴ったり首を絞めたりするという残忍極まりない暴行も行われていた。また、一部の部隊では、先輩兵士が新人兵士の性器に触れたり、太ももに油性ペンでわいせつな絵を描いたり、新人兵士に無理やりキスをするというセクハラ行為もあったという。

被害を受けた兵士が訴え出る件数は増加しており、8月1〜20日の間で軍の被害者ホットラインには785件の電話があった。韓国軍側はこれらのスキャンダルについて「いじめや暴行、セクハラが次々と明らかになっており、軍は事態の重大性を認識している」としている。（翻訳・編集/北田）