CRI online 2024年3月20日(水) 12時30分
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青海省の西寧野生動物園によりますと、同園で飼育されていたマヌルネコの「猻大娘」が17日、病死しました。
青海省の西寧野生動物園によりますと、同園で飼育されていたマヌルネコの「猻大娘(スンダーニャン)」が17日、病死しました。死因は子宮蓄膿症とみられています。
マヌルネコは、世界で最も繁殖が難しいネコ科動物とされています。猻大娘は中国初の人工繁殖によるマヌルネコとして、同園で2021年5月7日に生まれました。「猻」の字はマヌルネコの中国語「兔猻(トゥースン)」から取られたものです。「大娘」は唐代の「一族の長女」を意味する言葉から名付けられたということですが、現代では「おばさん」という意味で使われるのが一般的であるため、印象的な名前として話題になり、猻大娘は「青海チベット高原の人気者」として親しまれていました。今年で3歳になり、死亡時の体重は約4キロでした。
子宮蓄膿症は、発情期の雌の犬、猫、ウサギなどによく見られます。発病のメカニズムはとても複雑で、一般的にはホルモンと細菌の複合作用によるものと考えられています。猻大娘は死体検査により、発見が難しい閉鎖型の子宮蓄膿症であった可能性が高いことが分かりました。
西寧野生動物園はさらに詳しい検査のため、採取したサンプルなどを北京に送りました。具体的な病原の確認を通して、今後飼育されるマヌルネコの子宮蓄膿症の予防や治療などに役立てるということです。(提供/CRI)
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2024/3/19
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