人民網日本語版 2024年3月21日(木) 16時30分
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中国の建設中の原子炉は26基に上り、数で世界一をキープしている。
中国原子力学会の王寿君(ワン・ショウジュン)理事長は19日に開かれた中国国際原子力工業展示会の開幕式で、「独自の整った原子力工業産業チェーンを持つ数少ない国としての中国で稼働中の原子炉は55基で、世界3位となっている。建設中の原子炉は26基で世界一をキープ。2022年、23年の2年連続で、毎年10基の原子炉が承認されている。原発建設は質の高い発展の軌道に乗っている」と述べた。新華社が伝えた。
王氏は、「中国国際原子力工業展示会は、中国の原子力工業の製品技術・重要設備を世界に進出させる窓口とプラットフォームになっている。中国の原子力科学技術イノベーション体制能力が近年全面的に向上し、先進的な原子力技術の大規模な発展が中国のダブル炭素(CO2排出量ピークアウト・カーボンニュートラル)の目標達成を力強く推進している。原子力技術の応用、原発設備の国産化、原子力工業のデジタル化・スマート化などが、国民経済の発展を力強くけん引している」と述べた。
中核集団の余剣鋒(ユー・ジエンフォン)董事長は、「中国で稼働中、建設中、承認待ちの原子炉の総発電設備容量は1億kWを超え、全国の原発産業の累計発電量は約4兆kWh。うち23年の発電量は4300億kWhで、二酸化炭素(CO2)排出約3億2000万トンの削減に相当。カーボンニュートラルの目標達成を後押しし、世界の気候変動に対処するための建設的な役割を発揮した」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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