CRI online 2024年3月25日(月) 8時30分
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中国国防部の23日の記者会見ではある記者から、中国の海洋警察はフィリピン側の船舶に対し、取り締まって駆逐するなどの措置を実施したことについて中国としての論評を求められました。
中国国防部の23日の記者会見ではある記者から、中国の海洋警察は南沙諸島仁愛礁付近の海域でフィリピンの不法座灘軍艦に物資を輸送しようとするフィリピン側の船舶に対し、取り締まって駆逐するなどの措置を実施したことについて中国としての論評を求められました。
国防部の呉謙報道官は、「23日になり、フィリピンの艦船が中国の仁愛礁付近の海域に侵入し、不法に座灘させた軍艦への輸送や補給を企てたことが明らかになった。中国の海洋警察は法に基づいてフィリピン側の船舶に対して規制、阻止、駆逐を実施し、フィリピンの権利侵害と挑発の企てを断固として排除した。今回の事件は完全にフィリピン側の挑発が引き起こしたものであり、中国側の処置は合理的かつ合法的であり、専門的であり規範化されたものだった」と説明しました。
呉報道官はまた、「中国は仁愛礁を含む南沙諸島とその周辺海域に争う余地のない主権を有している。中国側の主権と領土保全は侵すことができない。中国はフィリピン側と対話と交渉を通じて紛争を適切に解決することを望んでいる。しかし、フィリピン側は前言を翻し、信義に背き、仁愛礁に不法に座灘させた軍艦を恒久的な施設に補強しようとしている。中国はこれを決して座視できない。われわれはフィリピン側に対して、矛盾の激化や情勢のエスカレートを招く可能性のあるいかなる発言もやめ、一切の権利侵害と挑発行為をやめるよう厳重に警告する。フィリピンが中国のレッドラインへの挑発を繰り返すならば、中国は引き続き断固とした措置により、自国の領土主権と海洋権益を断固として守る」と強調しました。(提供/CRI)
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