日本の回転ずしは淘汰される時が来たのか?―中国メディア

Record China    2024年3月30日(土) 12時0分

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中国メディアの環球時報は26日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの報道を引用し、「日本の回転ずしは淘汰される時が来たのか」との記事を掲載した。

中国メディアの環球時報は26日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの報道を引用し、「日本の回転ずしは淘汰される時が来たのか」との記事を掲載した。

記事は、昨年日本の回転ずしでは客が備品をなめたり、回っている商品に唾液を付けたりする動画が炎上したほか、今年初めには回転ずしのシステムの穴を突いて無料で食べる動画がSNSで物議を醸したと説明。「相次ぐ騒動は店や普通に食事をしている一般客を困らせている」とした。

その上で、サウスチャイナ・モーニング・ポストの24日付の報道として、「コロナ流行期間中から回転ずし店の衛生問題はすでに一部で指摘されており、ベルトコンベヤーを利用した食品の配膳はもはや“受け入れられないもの”になった。店は当事者を訴えたが、被害を埋め合わせることはできず、信頼も損なわれた」と伝えた。

また、「客数が減ると食品ロス問題も顕著になる」とし、「従来のすし店の場合は注文に応じてすしを握るが、回転ずしの場合は常にすしをレーンに流しており、鮮度が失われればレーンから撤去して廃棄するしかない」と指摘した。

記事は、「食品安全と食品ロスの問題から一部の回転ずし店は従来のモデルを捨てようとしている」と紹介し、回転ずしチェーンの「すし銚子丸」が客の迷惑行為などに対応するため、レーンを使ったすしの提供を終了すると決めたことを伝えている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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