卓球五輪メダリストの樊振東、身分証番号の悪意あるさらしに「警察に通報も」―中国

Record China    2024年3月26日(火) 20時0分

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卓球男子シングルス世界ランキング2位の中国の樊振東は25日、自身のウェイボーを更新し、自身の身分証番号がインターネット上に悪意をもってさらされたことを明らかにした。

卓球男子シングルス世界ランキング2位の中国の樊振東(ファン・ジェンドン)は25日、自身の微博(ウェイボー)を更新し、自身の身分証番号がインターネット上に悪意をもってさらされたことを明らかにした。

樊は、自身の身分証番号が「一部の犯罪者によってネット上で悪意をもって伝播され、公民のプライバシー権と名誉権をひどく侵害された。中には証明書番号を利用して私名義の携帯電話番号を探し当て、嫌がらせや罵倒さえする人もいる。私の証明書で手続きしたいくつかの番号はすべて私の家族が使用しているため、私の家族に対し極めて大きな心理的ダメージを与えた」などと訴えた。

そして「法を知りながらわざと法を犯すことを続けるなら、帰国後に証拠を集めて警察に通報する」とし、「法の網の目は一見粗いようだが、決して悪を見過ごすことはない」ことをしっかりと心に刻んでほしいと求めた。

樊は、21年東京五輪の男子団体で金メダル、男子シングルスで銀メダルを獲得するなど中国のエースとして活躍。国際卓球連盟(ITTF)の男子シングルス世界ランキングでは、23年10月24日から1位を維持していたが、今月19日に、シンガポールスマッシュ2024で優勝した中国の王楚欽(ワン・チューチン)に抜かれ2位に陥落した。

樊はシンガポールスマッシュ2024の男子シングルスで当時世界ランク18位の中国の林詩棟(リン・シードン)と対戦し、1-3(6-11/2-11/11-9/6-11)で敗れ、ベスト32で敗退した。樊が大会直前にシンガポールで行われた米人気歌手テイラー・スウィフトのライブに参戦する様子を映した動画がネット上で拡散したことを受け、批判的な声も多く上がった。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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