中国のスピード!同じドックで4隻の船が建造、うち2隻が同日進水

人民網日本語版    2024年3月27日(水) 12時30分

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中船長興造船基地滬東中華造船(集団)2号ドックで24日、17万4000立方メートルの大型液化天然ガス輸送船4隻が同じドックで建造され、うち2隻が同じ日に進水した光景が初めて見られた。

中船長興造船基地滬東中華造船(集団)2号ドックで24日、17万4000立方メートルの大型液化天然ガス(LNG)輸送船4隻が同じドックで建造され、うち2隻が同じ日に進水した光景が初めて見られた。この光景は、4隻の船が同じドックで建造される光景が今後常態化するだけでなく、滬東中華LNG船の建造が「加速モード」に入り、生産能力倍増戦略が新たな段階に入ることを示している。

今回同時に進水した2隻のLNG船のうち、1隻は滬東中華が世界の最新設計理念に基づき独自に開発した第5世代船舶であり、全長299メートル、型幅46.4メートル、型深さ26.25メートル。最新世代のツインスケグ型で、低炭素・省エネ技術を複数採用しており、前世代のLNG船に比べ、1日の航行での炭素排出量を10トン以上削減し、貨物積載率が向上し、1航海当たり800立方メートル以上のLNGを多く積載できる。さまざまな航路の運用要件に効率的に適応し、世界の各大陸の120のLNG基地にアクセスでき、優れたグローバルな汎用性を備えている。この船型が登場すると、たちまち市場で高い評価を受け、注文が殺到している。現在までに、滬東中華はこの船型の注文を30隻以上受けており、累計注文数は50隻を超え、2028年までの納期が埋まっており、世界の大型LNG輸送船メーカーの上位入りを果たした。

滬東中華が現在建造中のLNG船は16隻に及び、年間計画では8隻が完成予定となっている。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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