中国鉄路昆明局集団によると、中国ラオス鉄道では「貨物列車の旅客列車化」などによる運行促進が著しい成果を上げ、中国ラオス鉄道「瀾滄江－メコン川エクスプレス」と呼ばれる国際貨物列車の運行本数は25日までに累計1000本を突破し、輸送貨物量は39万5000トンに達したとのことです。「貨物列車の旅客列車化」とは、貨物列車を旅客列車と同様に既定のダイヤに基づいて運行し、定められた途中駅で荷物の積み下ろしをする運行方式です。

中国ラオス鉄道の国際貨物列車「瀾滄江－メコン川エクスプレス」の成功は、中国とラオス両国の鉄道協力の重要な成果であり、両国の経済貿易協力を深める重要な具体事例とみなされています。貨物輸送量は開通以来、増加を続けており、当初の隔日運行から現在では毎日運行に増え、果物や野菜、花など迅速な輸送が求められる貨物の輸送需要に効果的に対応しています。

中国ラオス鉄道の「瀾滄江－メコン川エクスプレス」により、タイやラオスから輸入されたドリアン、マンゴスチン、竜眼などの果物や、雲南省の特産品である白菜やザクロなどの農産物が中国内外の双方向で迅速に販売され、人々の食卓を豊かにし、中国とラオス、タイなどの国との農業協力や貿易を促進しています。地域包括的経済連携（RCEP）の正式発効に伴い、中国－ラオス鉄道の貨物量は着実に伸び続けています。（提供/CRI）