福田康夫元首相「日中両国が協力できる分野は今後も山ほどある」

CRI online    2024年3月27日(水) 20時10分

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BFA2024年年次総会に出席するため中国を訪問中の日本の福田康夫元首相は26日、CMGの独占インタビューに応じてBFA2024年年次総会の意義や中日両国の協力や交流についての考えを披露しました。

ボアオ・アジアフォーラム(BFA)2024年年次総会に出席するため中国を訪問中の日本の福田康夫元首相は26日、中国中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューに応じてBFA2024年年次総会の意義や中日両国の協力や交流についての考えを披露しました。

福田元首相はボアオ・アジアフォーラム2024年年次総会の開催について、「いろいろな政策やその運営、世界全体の発展など大きな問題を考えるために、世界各国の人々が集まってさまざまな意見を交わし、オープンに話し合いができることは、大変に意義深い」と述べました。

中日の協力については、「いろいろな場面で互いに協力し合うことは、これからも山のように生まれてくると思う。このことは日中両国のためだけでなく、日中は得た利益を他の国にも分け与えることができる」「要するに世界に対する責任だ。人類運命共同体なのだから」と、中日が大いに協力すれば、その成果は世界に及ぶことになるとの考えを示しました。

福田元首相は中国政府が打ち出した新たな質の生産力の推進については、「世界は日々変わっている。新しい時代を先取りした技術を考えなければならない。前進しなければならない。平和と安定に貢献できる技術の開発がどんどん進んでいくことが望ましい」と述べました。

福田元首相はさらに、「互いの心と心のその触れ合いは、両国国民の強い協力関係を作るもとだ。心と心が結び合うような交流をしてほしい。中国から日本に大勢の人々が来てほしいし、日本の若い人にも積極的に(中国側に)付き合ってもらいたい」と、コロナ終息後の中日両国の人や文化の交流の進展に期待を寄せました。(提供/CRI

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