2014年8月23日、ジャッキー・チェンの夫人で台湾の人気女優だったジョアン・リン（林鳳嬌）に、「苦労が多すぎる」とネットユーザーから同情の声が上がっている。三立新聞網が伝えた。

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1970年代に活躍したジョアン・リンは、名女優ブリジット・リン（林青霞）と並んで「二林」と呼ばれ、人気と美貌を競うアイドル女優だった。人気絶頂だった1982年、急に芸能界から姿を消し、米国でジャッキーと極秘結婚して息子ジェイシー・チャン（房祖名）を出産している。

1999年にジャッキーと香港の女優の間に女児が誕生したが、ジョアンは寛容な態度を見せた。その後は公式場面に顔を見せるようになり、スキャンダルから世間の目をそらすため、大きな役割を果たした。

ジャッキーがいつも不在の家で、ジェイシーと親子2人で生活し、母の手一つで息子を育てあげた。ジェイシーのデビュー後は、マネジャーのような存在となり、仕事の窓口として息子を支えてきた。しかし今月14日、ジェイシーが違法薬物使用の疑いで身柄を拘束されるというショッキングな騒動が勃発。ここ数年来の安定した生活が、一気に崩れることになった。

女優業を犠牲にし、長年にわたって妻であることを世間から隠し、さらに夫の浮気に耐える日々。頼みの綱である息子は薬物に手を染め、父親の顔に泥を塗ることになった。ネットユーザーからは、「苦労しすぎる」「あまりに気の毒だ」「どうして彼女ばかりが？」と同情の声が上がっている。

ジェイシーの拘束についてジョアンは、「息子に関心を寄せてくれて感謝します」と短いメッセージのみ発表している。ネットユーザーからは、「気の毒だが、今後も2人の最愛の男に苦労ばかりさせられるんだろうな」との声も聞かれている。（翻訳・編集/Mathilda）