Record China 2024年4月7日(日) 20時0分
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1日、環球時報はインドの動画プラットフォームで中国のドラマがますます人気を集めているとするインドメディアの報道を紹介した。
2024年4月1日、環球時報はインドの動画プラットフォームで中国のドラマがますます人気を集めているとするインドメディアの報道を紹介した。
記事はインド紙エコノミック・タイムズの3月31日付文章を紹介。「Cドラマ」と呼ばれる中国のテレビドラマやネットドラマがインドで密かなブームとなっており、各動画プラットフォーム上で盛んに配信されているとした。
また、2020年の新型コロナ感染拡大以降、インド各地域の言語に翻訳された中国のドラマがインドの若者の間でますます人気となった一方で、専門家からは「インドの視聴者は言語上の障害から、韓国ドラマと中国ドラマの区別がついていない人もいる」との指摘もあると伝えた。
さらに、インドの動画配信プラットフォームMX playerで中国や韓国のドラマが配信されているほかに、YouTubeでも中国ドラマを見ることができるものの、大部分は欧米諸国から配信されていると紹介。「中国のドラマはインドの娯楽市場に簡単に参入でき、監督管理はほとんど存在しない」としている。
また、中国社会を研究する専門家が中国ドラマについて「商業的な要素や視聴習慣、物事の考え方などの影響を受けた複雑な文化管理の結果だ」との認識を示しつつ、ここ数年は中国政府が文化コンテンツの輸出を大々的に進めており、ドラマも中国文化を伝える媒体として大きな意味を持っていると論じたことを伝えた。
記事によると、22年12月時点でインドのインターネットアクティブユーザー数は7億人、スマートフォンユーザーは4億5000万人となっており、動画視聴が主なオンラインアクションの一つになっている。また、30年までにインドの動画サービス市場規模は約3000億ルピー(約5500億円)に達する見込みだという。(翻訳・編集/川尻)
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