米軍機が大規模な対中偵察行動、中国側「不測の事態招く」と警告―中国メディア

Record China    2014年8月25日(月) 11時17分

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23日、中国国防部の報道官は米国に国際法と国際的な慣例を守るように促し、中国に対して頻繁に行っている接近偵察を控えるよう求める発言をした。写真は殲11戦闘機。

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2014年8月24日、新華社によると、中国国防部の楊宇軍(ヤン・ユージュン)報道官は23日、中国は米国に国際法と国際的な慣例を守るように促し、中国に対して高い頻度で行っている偵察の活動を減らすよう求め、こうした偵察活動は「不測の事態を起こす原因になる」と記者会見で強く警告した。

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楊報道官は、米国海軍のP3哨戒機とP8哨戒機が19日午前9時ごろ、海南島の東220km付近の空域で接近偵察をしたとし、中国海軍の殲11戦闘機が行ったのは通常の識別動向だと話した。また、その間中国側のパイロットは米軍機との間で安全な距離を維持しており、米国側の主張には根拠がないと指摘、「米国が行っている大規模な偵察活動こそ安全を脅かし、不測の事態を招く」とした。

米国防総省は22日夜、19日に海南島東部215kmの国際空域において、中国空軍の殲11戦闘機が米P8哨戒機に異常接近したことについて、「挑発行為」だと抗議。中国戦闘機はP8の機首を横切り、搭載しているミサイルを見せつけるような行動をとったとしていた。(翻訳・編集/岡田)

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