清明節3連休中の映画興収が168億円以上に「君たちはどう生きるか」が全体の46.7%―中国

人民網日本語版    2024年4月7日(日) 23時30分

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中国の映画産業に関するデータを発表している灯塔専業版の統計によると、今月6日午後7時半の時点で、3連休中の中国の映画興行収入は8億2300万元に達し、同時期の興行収入最高記録を更新した。

清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月4日)に合わせて今月4日から6日まで3連休となった中国。中国の映画産業に関するデータを発表している灯塔専業版の統計によると、今月6日午後7時半の時点で、3連休中の中国の映画興行収入は8億2300万元(1元は約21円)に達し、前年同期を上回って、同時期の興行収入最高記録を更新した。中国新聞網が報じた。

今月3日に中国で公開された米アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した宮崎駿監督の新作「君たちはどう生きるか(中国語タイトル『你想活出怎様的人生』)」の3連休中の興行収入は3億8400万元以上に達し、全体の46.7%を占めた。公開初日のチケット購入者を見ると、25歳以下が4割以上を占め、映画市場における同年齢層の平均的な割合を大きく上回った。これは同作品が若者の間で大人気となっていることを示している。

それ以外の映画作品を見ると、女性の観客の割合が最高だったのは、「草木人間(Dwelling by the West Lake)」だった。また、35歳以上の観客の割合が最高だったのは「功夫熊猫(カンフーパンダ4)」で、子供連れの観客に最も人気の作品となった。「我們一起揺太陽(Viva La Vida)」の観客の割合が最も高かったのは20歳から24歳で、学生に最も人気の作品となった。灯塔専業版のデータアナリスト・陳晋氏は、「清明節3連休中に上映された映画が、観客のさまざまなニーズに応えることができたことを示している。また、その点が清明節に合わせた連休期間として過去最多の興行収入を記録した主な原因の一つにもなった」と分析している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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