ペットのテンを誤って洗濯機で洗う、家政婦は翌日に「辞めます」―中国

Record China    2024年4月12日(金) 23時0分

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中国・遼寧省瀋陽市でペットのテンが誤って洗濯機で洗われるという事故があった。

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中国・遼寧省瀋陽市でペットのテンが誤って洗濯機で洗われるという事故があった。中国メディアの農民頻道が11日付で伝えた。

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飼い主の女性によると、雇っていた家政婦が洗濯機を回した後、テンが見当たらなくなっていることに気付き、その後、洗濯機の中から発見された。テンは洗濯機の中でおよそ15分間洗われていたといい、助け出されてからは血を吐き、ぐったりとしていたという。

動物病院に向かう途中で撮影された動画には、涙に声を詰まらせる飼い主の女性の手に、テンのものとみられる血が付着している様子が映っている。検査を受けたところ肺は水であふれており、危険な状態だったためICUに入院した。これまでにかかった費用は3500元(約7万5000円)余りで、今後さらに治療費がかかる見込みだという。


家政婦は事故の翌日に「家族に病人が出たので辞める」と言い出し、メッセージアプリで「洗濯機の中を見ることは仕事内容に含まれていない。協力できることはすべてした。テンのことで賠償を求めたいなら裁判所に訴えればいい」などと伝えてきたという。

中国のSNS・微博(ウェイボー)では関連ワードがトレンド入りし、ユーザーからは「テンがかわいそう」「これはつらい。どれほど苦しかったか」「早く良くなってほしい」といった声が上がった。

また、「家政婦に賠償責任がある」「この家政婦、洗う時に洗濯機の中を確認しないのかね」「望み通り訴えよう。被告として名前が残れば、今後誰も雇おうと思わないだろう」との声が上がる一方で、「飼い主の責任。うちは清掃員に来てもらう時は猫を必ずケージに入れている」「子どもに何かあった時は親の責任と言われる。ペットだって同じだろう」との意見もあった。

このほか、「こんなの誰も想像できない」「洗濯機の中にテンがいるなんて誰も思わない。家政婦も運が悪かった」「双方に責任がある」「家政婦を雇う時にテンに注意してほしいと伝えていたかどうかによる」といった見方も出ている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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