世界初の300MW級圧縮空気エネルギー貯蔵発電所、三つの世界記録を達成―中国

人民網日本語版    2024年4月12日(金) 16時30分

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湖北省応城市で9日、世界初の300MW級圧縮空気エネルギー貯蔵発電所が順調に系統接続し、発電を行った。

湖北省応城市で9日午前9時、世界初の300MW級圧縮空気エネルギー貯蔵発電所が順調に系統接続し、発電を行った。単体出力、エネルギー貯蔵規模、変換効率の3つの世界記録を達成した。稼働開始は今年6月を予定。科技日報が伝えた。

国網応城市電力供給公司マーケティング部の夏勝平(シア・ションピン)副部長は、「稼働開始後は1日当たりエネルギーを8時間貯蔵し、5時間放出する。システムの変換効率は70%近くで、通年の空気貯蔵量は19億立方メートル、発電量は約5億kWh。75万世代分の年間電力需要を賄える」と説明した。

塩洞窟圧縮空気エネルギー貯蔵は長寿命、高効率、低コストなどの優位性がある。同技術は電力網の消費量が少ない時に空気を高圧に圧縮し、地下の塩洞窟に貯蔵する。電力消費のピーク時になると圧縮した空気を放出することで発電し、ピークカット・ピークシフトの役割を果たすことができる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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